トヨタ アクアのバッテリー交換時期と費用は?長持ちさせるコツはある?

アクア

トヨタ アクアのバッテリー交換費用が高いイメージがあるのではないでしょうか。

ハイブリッド専用バッテリーなので「何でもいい安いやつ」という訳にはいかなさそうです。

実際交換するとしたら費用はどのぐらいするのでしょうか?

また、交換時期と長持ちさせることができるか調べてみました。

アクアのバッテリーの交換時期は?

アクアのバッテリーの交換時期を調べる前に

この車にはバッテリーが2個ついているのはご存知でしょうか。

駆動用のバッテリーと補機類系のバッテリーになります。

駆動用バッテリーの交換時期

駆動用バッテリーとは、名前のとおり駆動させるためのバッテリーでアクアはニッケル水素バッテリーを使用しています。

トヨタの公式ページでは保証の範囲では新車登録から5年間か期間内で100,000kmまでと説明されていました。

ハイブリッド車の駆動用バッテリーの寿命を教えて。
駆動用バッテリー(リチウムイオンバッテリー・ニッケル水素バッテリー)には寿命があります。
寿命は車の使い方、走行条件により異なります。
保証は新車を登録した日から5年間です。ただし、その期間内でも走行距離が100,000kmまでです。
*駆動用バッテリーの種類については、車種により異なります。                  

引用元:http://toyota.jp/

あくまでも保証が適用される範囲ということなので、「5年は大丈夫」ということでもありますよね。

でもたった5年でニッケル水素バッテリーの寿命がやってくるとも思えないので実際はどうなんでしょう。

個人的な見解ですが基本的には車体の寿命が来るまで駆動用のバッテリーの交換はしなくても大丈夫なのではと思っています。

新車の買い替え年数は8.1年が平均とされているデーターがありますので故障などでバッテリーの交換が余儀なくされる以外は平均買い替え年数以内での交換は必要ないと思っています。

アクアは2011年12月から発売されていますので今現在だと、ちょうど車の買い換える時期がやってきてますね。

補機類系のバッテリー

こちらのバッテリーは電装系に使用しているバッテリーで通常の車と同じバッテリーの仕組みですがハイブリッド専用になります。

サイズはS34B20Rとなっています。

鉛バッテリーですので交換時期は3~5年が目安ではないでしょうか。

2017年6月からのアクアにはLN0という型式のバッテリーが搭載されています。

従来のサイズ表記はJIS規格(日本工業規格)だったのですが「LN0」はEN規格(欧州統一規格)の鉛蓄電池のバッテリーということなんですね。

外形や寸法が基本的に違っていまして、外車に搭載されてるバッテリーと同じになるといった感じです。

EN規格だからといって交換時期が長いという訳ではなさそうですね。

費用はどれくらいになるの?

実際に交換したら金額はいくらになるのでしょう?

まずは駆動用バッテリーですがニッケル水素バッテリー123,000 (税抜)となっています。

これに工賃がかかりますが2時間位の工数なので約2万円前後だとしたら合計143,000円程になります。

ハイブリッドのバッテリー交換となると20万位はするのかなと思っていましたが工数が少なくて意外でした。

ただしインバーターも一緒に交換するケースもありえるので、この金額でおさまらない場合もあります。部品代で21万くらいです。

そして補機バッテリーですが、ディーラーだと約4万位が相場ではないでしょうか。

少し高めの気がしますが工賃も当然かかりますし、ナビなどのセキュリティーやその他リセット作業などもありますのでディーラーや整備工場にお願いしたほうが安心です。

バッテリー本体だけの価格であればネットなどでは安いのも出回っていますね。

バッテリー交換は自分でできる?

少しでも安く収めたい場合や今までバッテリーの交換は自分でやってきたという方もいると思います。

ですが、さすがに駆動用バッテリーを自分で交換はできないですね。作業工数から考えると凄くむずかしい作業ではない感じがしますが、そもそもバッテリーを取扱するのに低電圧の資格がないと交換ができません。

ですので、自分で出来るとしたら12Vの補機バッテリーならできそうですね。

アクアの補機バッテリーはリヤシートの右下に収められています。ボンネットを開けて探してもみつかりません。

長持ちさせるコツ

「バッテリーを少しでも長く持たせたい」と誰でも思っているのではないでしょうか。

バッテリーは充電・放電を繰り返しているうちに寿命がやってきます。

駆動用のニッケル水素バッテリーも同じですが、充電量が空になるのと満充電の状態がバッテリーに負担がかかるそうです。

システム制御されていますのでバッテリーに負担をかける状態を極力少なくしていると思いますが自分で出来るとしたら長時間、車を使用しない時はバッテリーの状態を少ないままにしないように注意しておくくらいでしょうか。

ただ、通常使用していれば神経質にならなくても良いと思います。

また、補機バッテリーも駆動用バッテリーも専用の診断機で診断もできますのでディーラーなどの整備工場で定期的に診てもらうのが一番「長持ちさせるコツ」になりますね。

 

 

コメント